基礎科 高校生コース

2013 Summer Seminar

基礎力を身につけよう!


近年ますます多様化する芸大・美大入試に対応するには早めの取り組みと、
どの分野にも共通して求められるベーシックな力を養っておく必要があります。
夏休みのこの期間に集中して制作することで、しっかりとした基礎力を身につけましょう。

※芸大・美大への進学や美術方面の進路を考えている高校1・2年生対象。※なるべく複数期間の受講をお勧めしますが、高校補習授業など学校行事に限り、所定の書類にご記入いただくことで日割受講が可能です。

基礎科 高校生コース

デッサンや着彩、構成、塑造といった将来入試に必要とされる実技を経験しながら、基礎的な力を養います。なにより充実した環境で一枚でも多く制作することが上達への近道になるので、基礎的な力をしっかりと身につけるためにもなるべく複数期間の受講をお勧めします。

  • BA
    7/29〜8/3
  • BB
    8/5〜10
  • BC
    8/12〜17
  • BD
    8/19〜24

エントリーデッサンコース

美術やデザインに興味があるけれど、まだ志望校や科が決まっていない高校生初心者向けのコースです。期間中に個別面接をしながら、中期以降の受講コースも詳しく案内します。カリキュラムはデッサンの基礎を学びますので、国公立教育系受験者にもお勧めのコースです。(各科合同のカリキュラムとなります。)

  • BE
    1期
    7/15〜20

基礎科 高校生 夜間デッサンコース

部活や高校の補習などで昼間の基礎科コースに通えない学生でも、基本となるデッサンを集中して一通り実習することができます。また、昼間基礎コースを受講する学生が追加した場合は受講割引がありますので、現役合格を目指してデッサン力を向上させましょう。

  • BF
    7/22〜27

用意するもの

  • ●カルトン
  • ●クリップ
  • ●木炭
  • ●木炭紙
  • ●消し具
  • ●ガーゼ
  • ●フキサチーフ
  • ●クロッキーブック
  • ●カッター
  • ●鉛筆(6H〜6B)
  • ●彩色用具一式
  • ●画用紙(B3・木炭紙大)
  • ●パネル(B3・木炭紙大)
  • ●キャンバス(F10号・F15号)
  • ※初めての方には「初めてのデッサンセット」の販売があります。
  • ※着彩については、油彩・アクリル・透明水彩の中から好きな画材を選んでください。
  • ※デッサン道具同様、各着彩道具のセット販売もしていますのでご利用ください。
  • もっと詳しく見る

まずはデッサン力!

美術を学び、表現していく上でこれほど大切な要素はないでしょう。
どこから光が当たって、どこに影が落ちるか、木やガラス、布といったモチーフの素材をどうやったらそれらしく描けるか、全ては目の前にある対象を観察・理解することから始まります。そして観察から得たものを鉛筆や木炭といったモノクロの画材で忠実に描いていきます。最も多くの大学・学部で導入されている試験がデッサンであることからもわかる通り、絵を描く上で、まずはデッサン力が必要です。基礎科は各期とも初日デッサンからスタートしますので、初めて描く人でも安心です。

絵の具や粘土の課題にもチャレンジ!

目に見えるモノには必ず「色」があります。白や黒も「無彩色」という色の一種です。デッサンで学んだことを活かし、色を使って表現してみましょう。

水彩絵具で絵を描いた経験のある人は多いと思いますが、絵の具を混ぜ合わせることで様々な色味を出すことができます。絵の具にはアクリルや油絵の具といった色々な素材があり、素材ごとに特徴があります。基礎科では自由に絵の具素材を選択できるので、使ったことのない絵の具にも是非チャレンジして下さい。

また、水粘土を使った立体制作が選択できるのも基礎科講習会のポイントです。より直感的に立体感覚を伸ばすことができるので、デッサンでモノを描くことにもフィードバックできます。

立体制作(塑造)風景

立体制作(塑造)風景