昼間部 日本画科 コース説明

OIL PAINTING

観察 → 発見 → 実践 → 理解

ふな美の日本画科ではまずモチーフに真摯に
素直に向き合うことが良い作品作りの基本と考えています。

その意識から丁寧な観察力が身につき、本質につながる発見があり、描くモチベーションが生まれます。
その毎日の繰り返しに充実感を覚え、必ず「入試で選ばれる絵とはどういうものか」が理解できて魅力ある作品を描く力が身につきます。

すべては「写実」のため

写実の力を上げるのは技術です。 日本画科では見たものをそっくりに描けるようになることを求められますが、モチーフをよく観察することや、参考作品を見るだけではなかなか上達はしません。 観察の仕方や道具の使い方、絵の構成技術をしっかり指導するのが、ふなびの日本画です。 学生一人一人の現状を見極めながら、各自に最も適した個別に近いカリキュラムや、問題を即解決するための面談やレクチャーを頻繁に行っています。

目標を設定したカリキュラム

1学期は作品の完成度を上げるための技術的な要素を5項目(描写、構造、陰影、パース、構成)に分けて、 それに沿った内容の課題を行っていきます。各課題目的がはっきりしているので、各自の弱点も見つけやすいです。 夏期講習では、各大学に対応した課題を行い技術の底上げをします。 2学期は作品の充実度を上げるための課題と精神力の強化を図る課題を行います。 冬期講習では制作時間の無駄を無くし、各自の完成度を上げるためのカリキュラムを組み、独自の効果的な指導メソッドで各学生に最適な指導を心がけています。 試験直前期間は、各学生の体調や制作の状態を見ながら、志望校合格に向けて調整をしていきます。 以上の様な1年間無駄の無いカリキュラム構成で確実に実力をつけていくことができます。

課題ごとに行われるレクチャー

学期ごとの目標、週間目標、課題ごとの目標など全ての課題と過ごし方に意味を持たせるために、 課題前のレクチャーが頻繁に行われます。普通の予備校は課題が終わったごとに講評会があると思いますが、 ふなび日本画では、制作の前や途中にも出題意図や、注意するポイント、各大学の出題においての対応方法など、多角的な見方ができるように、わかりやすく指導しています。 デッサンにおいては、習得技術を5項目に分類してきちんとクリアできるように、課題を決めていきます。 そして、課題理解・技術習得ができているかを確認するために、定期的に面談を行います。

基礎技術と個性を伸ばす

ふなびの日本画では、受験対応はもとより、学生の個性を見極めながら課題を決めています。 試験本番に全員の実力が合格基準に達しているように、個別のカリキュラムを構成します。 制作したすべての作品の写真を撮り、成長や弱点をいつでも確認できるよう各自に制作ノートを作ってもらっています。 また、講師も課題のプロセスをオンライン上で共有し、各生徒の情報を共有しています。 少人数のメリットを生かして、ひとつひとつの課題に無駄が無いよう、手厚い指導を心がけています。

◎夜間学科講座(要追加学費)

私大受験等で学科の心配がある人は夜間強化講座のうち2日間を夜間学科講座で英語を中心に学習することができます。夜間実技強化講座と併用して受講できるので、バランスよく総合力をつけることができるでしょう。新たに学科授業時間以外にも自宅学習や自習を効率よくサポートするため、個別の学力に対応する英語AI教材を導入いたします。

※学科授業は学科ページを参照

◎地の利を活かした授業

スケッチするための景色や施設、優れた作品にふれることができる美術館など、アトリエの外での授業が行いやすい環境にあります。 船橋という都市の利点が授業の充実に大きく反映されます。

昼間部 日本画科

◎さらなる授業内容の充実を目指す

◇ 油画科合同人物課題
主に多摩美術大学で出題される人物課題を油画科と共に実習します。多くのバリエーションの中で自分の絵がどのように見えるか検証することができます。

◇ デザイン・工芸科合同デッサンコンクール
藝大デザイン・工芸志望の学生と共に石膏デッサンを行います。より短い試験時間で仕上げる科と合同実習することで、描き進め方や仕上げの比較検討が可能になります。

昼間部 日本画科