1. 美術大学
美術を学ぶための
あらゆる専門学科が備えられた大学
それぞれの専門分野に関してもっともハイレベルな教育が受けられる環境で、希望すれば大学院・留学など、さらに上級の学習環境に進学することも可能です。
反面、入学時にある程度の専門知識・基礎技能を要求されるので、入試の実技レベルは非常に高く、入試に備えて専門的な技術・技能・知識を学び、準備する必要があります。
絵を描くのが好き、モノづくりに興味がある、将来デザイナーになりたい、など美術にまつわる夢や希望を持っている人はたくさんいると思います。しかしその夢を実現するためには、その夢に見合った学習が必要になります。
多くの学生は小学校〜高校の美術の授業で美術の楽しさ・すばらしさに触れたことと思いますが、それだけで専門的な知識や技術を身につけることは困難です。ですから高校卒業後により専門的な環境に進学する必要があるのです。
それぞれの専門分野に関してもっともハイレベルな教育が受けられる環境で、希望すれば大学院・留学など、さらに上級の学習環境に進学することも可能です。
反面、入学時にある程度の専門知識・基礎技能を要求されるので、入試の実技レベルは非常に高く、入試に備えて専門的な技術・技能・知識を学び、準備する必要があります。
美術大学ほどの専門性はありませんが、いろいろな分野を広く学ぶことができるというメリットがあります。
入試実技も比較的基本的な内容が多いので、興味があればすぐに進学に結びつきやすいという特徴もあります。
将来美術科教員を目指す人のために美術の広範囲な分野に加え、教員として必要な知識・教養を学ぶことのできる環境です。 また、なかには美術大学に匹敵する専門性を備えた大学もあります。
入試では実技・学科試験の広範囲に偏りのない力を要求されますので、準備しなければならない科目・項目が多いのが特徴ですが、美術系のなかでは学科の得意な人が力を発揮できる分野です。
短期間(2〜3年)で特定の技術・技能を集中的に身につけることができるので、実社会にすぐに出て活躍するチャンスがあるのが特徴です。 将来に目指す職業が明確で、それに必要な技術を身につけたいのであればメリットが高いですが、学習できる範囲や時間も限定されるので、いろいろなことを広範囲に学びたいと考える人にはマッチしないことがあります。 入試は面接や調査書の審査が中心ですが、桑沢デザイン専門学校のように、美術大学に匹敵する人気のある学校には、ハイレベルな実技試験が課されます。
このように美術を学ぶにはいくつかの環境があります。当学院では学生との面接や卒業生を招いての説明会・オリエンテーション等で、最適な進路選択ができるよう各科でサポートをしています。
ひとつは自分の将来・目標が明確で、その目標に向かって専攻も絞り込んでゆく、「将来カーデザイナーになりたいので工業デザインの勉強をしよう!」といったような直接的な考え方です。
もうひとつは「美術は大好き!モノづくりにもとても興味があるけれど将来の職業を直接イメージできないので、まずは興味のある美術を勉強したい!」という間接的な考え方です。
美術系の職業とは視覚的なモノを扱う分野すべてが対象になりますから、その動機に見合った進路選択をどのようにしたら良いのか迷うところです。
美大生が卒業後どのような職業を選択しているかを知ることが遡って美術大学の専攻(専門分野)を選択する手助けになります。
ファインアートの分野(絵画・彫刻・一部工芸など)では、作品づくりや表現活動と(収入を得られるという意味での)職業が直接結びつかないこともあるので、基礎的な能力・技能が通じるデザイン業界で働きながら作品づくりや表現活動を行うケースも多く見られます。また、ほとんどの美術大学で教職免許と学芸員資格を取得できますので資格を活かした就職をするケースもあります。
ここでお話しできることは限られてしまいますが、体験講習会や各種説明会の場を通していろいろなご案内をさせていただきますので、ぜひ一度直接お話しできれば幸いです。
TEL:047-422-6870入試の最新の情報や将来の展望などを、本学院の所蔵する参考作品やデータを基にわかりやすく指導、解説いたします。 芸大・美大進路指導の一助になれれば幸いです。