見る・感じ取る・表現する
日本画では見ているものをありのままに素直に表現することで、
感覚や技術を高めていきます。
入試では観察や表現に丁寧さを感じさせることが大切で、そのためには画材の深い知識も必要です。
身につけた基礎力が、魅力ある作品作りを可能にし、合格への道を開きます。
合格とその先に繋がるもの
モチーフ(描く対象)とはモチベーション(描きたいと思う心)と語源が同じであることから、描く力とは目の前にあるものを「どう描けばいいのか」から「こう描きたい」へと変えられる力だといえます。それさえあれば技術はいつの間にか、自然に身についています。
カリキュラムはそのことを受験生が自らの経験を通して実感し理解できる工夫に溢れています。講師は時には一緒に描くなどデモンストレーションを交えながら描く力を高める指導をします。
夜間部は主に高校3年生が在籍しますが、高校生活との両立をふまえて1学期から入試直前まで確実なステップアップができるよう、密度の高いカリキュラムを組み立てます。
◎テーマを絞って強化
東京藝大対策の石膏デッサン・静物着彩実習に加え、描写のコツやテクニックを習得するためのパースやレンダリング、細密描写などテーマを絞った課題も随時実習します。また、昼間部夜間実技強化講座と連携を図ることでより高いレベルの昼間部生と一緒に実習する機会も得られます。
◎土曜学科講座
希望者は通常の週6日夜間実技授業に加え、土曜午後の学科を追加授業料なしで受講することができます。さらに学力に不安がある人は、土曜午前の学科を追加受講(別途要学費)できます。 ※学科授業日は学科ページを参照
◎受験生のみなさんへ
講師は毎日の課題に集中力を持って取り組めるように、1人ずつとのコミュ二ケーションを最も重視しています。 面接で綿密にスケジュール確認をしながら、描く上での疑問がクリヤーになるまでとことん話します。
制作と直接関係のない事柄でも相談相手になります。 むしろそういう関係でいられることを望みます。 講師と生徒は上下関係ではありません。 人間同士としてはいつも対等の立場です。