「好き」を見つける 基礎科と夜間部での二年間お世話になりました。基礎科ではモチーフの特徴を捉えることや、形を正確にとることを学び、油画科へ行った後でも役に立ったと思います。油画科では、自分が何が好きで何に興味を持っているかについて見つめることができました。私は絵を描く上で「かわいい画面をつくる」ということをかなり意識していました。「かわいい」でなくても、かっこいいや、おもしろいでも何でも良いと思います。たまたま私はかわいいものが好きだっただけです。重要なことは、自分が良いと思った事や物に対して素直でいることだと思います。絵に正解やルールは無いので、自分の「好き」を追求し続ければそれで良いと思います。自分の好きなようにのびのびと制作することが、一番楽しいしおもしろいと思います。