僕が初めてふなばし美術学院に入学したのは高2の冬。この時期は美大への進学は全く考えてなどいなく、ただ絵の上達の為に入学しました。高2の間の3ヶ月は基礎科の週に1度の日曜クラス、高3の間は学校の部活が終わる7月まで土曜クラスのみ、夏からは週6日の夜間クラスに通いました。ふな美では、現役から多浪生と沢山の人がおり、その刺激というものは独学では味わえないものです。美術館の鑑賞とは違い、みんなで同じ課題にチャレンジしている事に意味があると思うのです。僕はまだ1年間しかふな美に通っていませんから、技術的には他の受験生と比べれば全然足りません。ですが藝大入試では、出されたお題に対してどう応えるか、どう見せるかが大事だと強く感じています。ふな美はそれを教えてくれる、また見つける事が出来る最高の場所であると思います。また、講師の方々は何でも相談に乗ってくれるので、何かあったらすぐに相談するようにしたほうが良いです。自分が武蔵美、多摩美に落ちた時もすごく助けになりました。それと頼れる仲間。これが大事です。藝大に関しては学科は心配しなくて良いです。それでは同じ芸術家として、共に頑張りましょう！